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テンセントクラウド、東京、香港、バンコク、フランクフルトの4カ所にデータセンターを新設

 中国テンセントのクラウド事業部門であるテンセントクラウドは3日、東京、香港、バンコク、フランクフルトの4カ所に、新たなデータセンターを開設したと発表した。

 新たなデータセンター開設により、テンセントクラウドは全世界27地域、66のアベイラビリティゾーンでのオペレーションに拡張展開する。東京、バンコク、フランクフルトでは2番目(AZ2)、香港では3番目(AZ3)のアベイラビリティゾーンが追加され、世界規模で拡大を続けるビジネスニーズへの対応を強化することが可能になるとしている。

 また、新たなデータセンターはいずれも、ティア3認証施設として主要なネットワークハブに立地し、国内外の大手ネットワーク事業者を一体化した信頼性と高品質なBGP(Broader Gateway Protocol)を提供するとしている。

 テンセントクラウドは、2020年末に韓国で2番目のアベイラビリティゾーンを開設し、2021年4月にはインドネシア初のデータセンター開設とシンガポールで3番目のアベイラビリティゾーンを開設している。さらに2021年度内には、インドネシアに2番目のデータセンターを開設するほか、バーレーンで初となるデータセンターの開設計画も進行中としている。