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パナソニック、-20℃の低高温環境でも動作する7.0型頑丈タブレット「TOUGHBOOK FZ-S1」

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社は19日、7.0型頑丈タブレット「TOUGHBOOK(タフブック) FZ-S1」を、国内法人向けに5月20日から順次発売すると発表した。

 FZ-S1は、過酷な現場での使用に備えて頑丈設計を強化。冷凍・冷蔵倉庫などの低温環境下での使用を想定し、耐環境性能も向上した。物流・運輸、流通・小売、インフラ・公共サービス業など、フィールドワーカーの生産性向上に貢献する。

TOUGHBOOK FZ-S1

 防塵防滴性能はIP65/67準拠、耐振動性能はMIL-STD-810H準拠で、耐環境性能の向上により-20℃~50℃で動作が可能。耐落下性能についても、MIL規格より厳しい条件の150cm落下試験(動作時・6方向、コンクリート)を実施している。

 ディスプレイは7型WXGA(1280×800ドット)液晶で、屋外で見やすい約500cd/㎡(平均)の高輝度画面となり、反射防止用Clear ARフィルムを貼付。手袋装着時や水に濡れた手でもタッチ操作が可能で、手袋モード/ペンモード/水滴誤動作防止モードを搭載する。

 また、電源を切らずにバッテリーパックを交換できるウォームスワップ機能に対応し、オプションコンフィグサービスでバーコードリーダー(縦方向/横方向)の搭載にも対応する。

 OSはAndroid 10を搭載。CPUはQualcomm SDM660、メモリは4GB、ストレージはeMMC 64GB。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠。

 製品ラインアップは、Wi-Fiモデル、NTTドコモ対応モデル、KDDI(au)対応モデルがあり、それぞれ標準モデルと大容量バッテリー搭載モデルがある。価格はいずれもオープン。