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GSX、サイバーセキュリティ事業を展開するSIVとセキュリティエンジニア育成プロジェクトを開始

 グローバルセキュリティエキスパート株式会社(以下、GSX)は11日、株式会社セキュアイノベーション(以下、SIV)と、セキュリティエンジニア育成に向けたプロジェクトを開始したと発表した。

 SIVでは、セキュリティ人材の育成を目的に、GSXが提供するセキュリスト(SecuriST)認定Webアプリケーションおよび認定ネットワーク脆弱性診断士公式トレーニングを活用し、SIVのシステムエンジニアおよびネットワークエンジニアによる資格取得を行う。

 SIVは、ネットワーク上のセキュリティ機器を運用監視する「SOC事業」や、WebアプリケーションおよびITプラットフォーム、IoT機器などの脆弱性を調査する「セキュリティ診断事業」、開発やニーズに合わせた運用サポートを提供する「ICTサポート事業」の3つのビジネスモデルを基に、サイバー攻撃発見サービス「EISS」などの開発・販売を行っている。

 こうした状況において、SIVはセキュリスト(SecuriST)認定Webアプリケーションおよび認定ネットワーク脆弱性診断士公式トレーニングを通じて、セキュリティ診断事業におけるシステムエンジニアやネットワークエンジニアが長年現場で培ってきた知識・技術に、「体系的な知識」と、ハンズオントレーニングによる「体験」を加え、サイバーセキュリティにおける全体観を補完し、顧客課題を解決するために事業競争力の核となる「技術力」をさらに高めるとしている。

 また、SIVは、沖縄県内のセキュリティエンジニア未経験者を正社員として積極的に採用した上で、GSXの教育コンテンツとノウハウによりセキュリティエンジニアに育成し、セキュリティ診断、ネットワークインフラソリューション運用、運用サポート提供および自社開発の質の向上を目指すと説明。セキュリスト(SecuriST)認定脆弱性診断士の資格取得を、エンジニア自身のスキルアップ促進施策の一環として捉え、顧客サポート力の源となるITエンジニア技術力の向上ニーズだけでなく、社会から求められる情報セキュリティエンジニア不足のニーズにも応えるとしている。