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富士通、学校現場でのタブレット活用を支援するクラウドサービス「Cloud瞬快 クラスルームアシスト」を提供

 富士通株式会社は7日、学校現場におけるタブレットを活用した円滑な授業や児童・生徒の学びを促進し、GIGAスクール構想の早期定着を支援するクラウドサービス「FUJITSU 文教ソリューション Cloud瞬快 クラスルームアシスト(以下、Cloud瞬快)」の提供を開始した。

 Cloud瞬快は、タブレット端末を活用した授業の推進において、ICT関連のさまざまなトラブルへ対応する教員を支援し、児童・生徒が安全・安心にタブレット端末を利用できるようにするクラウドサービス。

 サービスでは、タブレット端末における電池残量の不足やネットワークの接続が遮断された際に、分かりやすい対処方法とともに即座に児童・生徒に通知する機能を提供。これにより、タブレット端末の操作に不慣れな児童・生徒でもすぐに対処でき、トラブル対応による教員の対応時間や負荷を軽減するとともに、中断することのないスムーズな授業を実現する。

 教員や保護者が、ネットワークの接続先や接続時間帯を容易に設定できる機能も提供。学校や自宅だけでなく、一度接続すれば、図書館をはじめとする公共施設などのネットワークへの接続を画面上のボタンで容易に切り替えられ、場所を問わずタブレット端末を用いた学習を実現する。

 児童・生徒が利用するタブレット端末について、ネットワークの接続先や接続時間帯などの利用範囲を、教員や保護者が容易に設定できる機能を搭載。指定したネットワーク以外の接続を遮断するため、児童・生徒によるインターネット上のトラブルを防止する。また、指定した時間以外は、すべてのネットワークから遮断するため、夜更かしの常態化による児童・生徒の健康被害や学力低下などを抑止する。

通知イメージ

 さらに、学校全体や学年、クラス単位で、稼働率や利用時間の推移を視覚的に分かりやすくグラフなどで表示する機能を備える。これにより、教員は、学年やクラスごとのタブレット端末の利用状況をタイムリーに把握でき、利用状況を踏まえて授業の改善に役立てられる。

 また、国や自治体の予算でタブレット端末を配備している学校については、教育委員会が文部科学省や自治体へタブレット端末の利用状況などを報告する義務があるため、自治体内のすべての学校のタブレット端末の利用状況を可視化する機能も搭載。この機能を活用することで、教育委員会は、自治体内のすべての学校や学校ごとのタブレット端末の利用状況を、集計作業などの負荷をかけず迅速に報告できる。

利用状況の見える化イメージ

 Cloud瞬快の価格(税別)は、基本サービスが50ライセンスで月額5000円、追加1ライセンスが月額100円。富士通では、2021年度末までに、ICT利活用に関する質問に自動応答する教員向けのAIチャットボット機能を提供するほか、チャットボットで解決しきれない教員からの問い合わせに電話で対応するヘルプデスクサービスや、児童・生徒一人ひとりの学習状況を可視化、分析する機能などを順次提供。Cloud瞬快を通じて、授業中だけでなく、ICT利活用のサポートなどあらゆる方面から教員を支援していくとしている。

「Cloud瞬快」の今後の機能強化イメージ