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DITとイントラマートが提携、BPM/ワークフローとRPAの連携で業務プロセス改善を実現へ

 デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(以下、DIT)は10日、株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)とコンサルティングパートナー契約を締結したと発表した。BPM/ワークフローに強みを持つイントラマートと、RPA活用の知見を持つDITが協業することにより、BPM/ワークフローとRPAの組み合わせによる最適な業務プロセス改善を迅速に提案可能になるという。

 DITでは、人が繰り返し行う単純作業をRPAで自動化するだけでは部分最適にとどまってしまう点を、以前から課題としてとらえており、今回、業務プロセス全体を俯瞰(ふかん)したデジタル化を推進するため、RPA制作・運用基盤技術(RPAファンデーション)の提供サービスを展開するとのこと。

 一方のイントラマートでは、業務プロセスをつなぐBPM/ワークフローと、迅速なシステム構築を可能にするローコード開発ツールを強みとして、豊富な導入実績を持っている。

 今回、両社のシナジーによって、一連の作業をエンドトゥエンドでつないで自動化させることで、顧客企業の業務プロセス全体のデジタル化とデジタルトランスフォーメーション(DX)推進を支援できるとしており、DITが提供するRPAファンデーションと、イントラマートの業務改革ツール「IM-BPM」を組み合わせた新サービスを提供する。

 このサービスでは、業務プロセス領域の中に配置されたRPAが、自動的に起動・処理を行って次の作業に引き渡すことが可能。次の作業が人であってもRPAであっても、統制を取りながらバトンリレーのようにシームレスな連携を行うことにより、業務の自動運転を実現するとしている。