ニュース

GitHub、「GitHub Enterprise Server 3.0」を正式リリース

 米GitHubは現地時間16日、法人向けに提供する「GitHub Enterprise Server」の新バージョンとなる「GitHub Enterprise Server 3.0」が正式にリリースされたと発表した。

 新バージョンでは、エンジニアが使用中の開発プラットフォームを離れることなく、アイデアをコーディングから実稼働環境へ、安全かつ確実に展開できるようになったと説明。CI(継続的インテグレーション)ツールの「GitHub Actions」や、コードと一緒にパッケージを発行して使用できる「GitHub Packages」、コードセキュリティの自動化を実現する「GitHub Advanced Security」が、GitHub Enterprise Serverで使用できるようになった。

 GitHubでは、正式リリース前の段階としてリリースしたRC版プログラムは、100社を超える企業が試用しており、寄せられたフィードバックを製品へ反映させ、より良いユーザーエクスペリエンス、追加の監査ログイベントの取得、さらに製品の安定性、信頼性、拡張性の向上に至るまで、GitHub Enterprise Server 3.0の改善に取り組んできたとしている。

 さらに、インフラストラクチャ要件のガイダンスを明確化するなど、フィードバックに基づいてドキュメントを更新し、GitHub Enterprise Server 3.0の使用開始を容易にしたという。