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NTTデータ ニューソン、スマートグラスを利用する遠隔作業支援製品のライト版を提供

 株式会社NTTデータ ニューソンは24日、遠隔作業支援のためのスマートグラス活用ソリューション「InfoMesh Visual Navigator」において、機能限定版「InfoMesh Visual Navigator Lite」を提供開始すると発表した。

 InfoMesh Visual Navigatorは、NTTデータの研究開発成果に基づいて開発された遠隔作業支援ソフトウェア。現場で単独作業を行う作業者がスマートグラスをハンズフリーで操作し、作業進捗状況や映像などを遠隔地の監督者と共有することにより、監督者から現場への的確な指示出しを支援するという。

 今回発表されたInfoMesh Visual Navigator Liteは、同製品の中核機能だけを抽出した機能限定版で、従来よりも安価な価格に設定することにより、導入障壁のひとつとなっていたコスト面において、そのハードルを引き下げたとのこと。

 具体的には、作業手順を表示し、作業履歴を記録するタスク管理機能、マニュアルや図面の表示といった機能を省略しているものの、その他の機能については標準版と同等の機能を搭載。また、これまで別途必要としていた初期設定作業費用、クラウド利用料を含む設定となっている。なお、クライアント数は最大20クライアントまでに制限された。

 価格はサーバーソフトウェアとクライアントソフトウェア(3ライセンス)をセットにした月額料金設定となり、月額7万円から。前述の通り、初期設定作業費用、クラウド利用料も含まれているが、スマートグラス本体、Wi-Fi設備、監督者用PCといったハードウェアや、講習会などの費用は含んでいない。