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クニエ、サブスクリプションの事業化に必要となる項目を網羅的に問診・診断するサービス

 株式会社クニエは15日、サブスクリプションの事業化に必要となる項目を網羅的に問診・診断する「サブスク診断サービス」を提供開始すると発表した。

 このサービスは、クニエが実施したサブスクリプション事業経験者への調査から得た失敗要因の分析と、同事業のコンサルティング経験を踏まえ、3つの評価項目・10の評価観点から独自に開発したツールにより、計100問の問診・診断を行うコンサルティングサービス。

 診断では、サブスクリプションに対するフィット&ギャップ分析を行い、導入ポテンシャルや今後の具体的アクションを整理し、サブスクリプションにすべきケースとそうでないケースを見極められるようにする。

 企業はこのサービスを利用することで、サブスクリプション事業に必要な事項を網羅的にチェックでき、サブスクリプション事業の導入判断や、事業化に向けた具体的な検討に役立てられるという。

 なおサブスクリプション検討時によくある質問を盛り込んだ問診内容例としては、「世の中で成功しているサブスクリプションの多くは経年劣化しない『低額なサービス』であり、『高額な耐久財』などはサブスクリプションにフィットするのかどうか?」「メーカーがサブスクリプションを採用する場合、既存の販売店などのチャネルとどうすみ分ければいいのか?」などがあるとのこと。

 クニエは今後も、問診ツールやこれまでのコンサルティングで得た知見・ノウハウを生かし、各社のサブスクリプション事業の取り組みを支援する考えだ。