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同一アドレスへのメール送信数を制御して顧客との関係を維持――、ユミルリンクの配信システム「Cuenote FC」新版
2021年2月4日 15:53
ユミルリンク株式会社は3日、メール配信システム「Cuenote FC」において、同一メールアドレスへのメッセージ送信数を制御する「フリークエンシー機能」を追加したと発表した。クラウドサービス(SaaS)版の標準機能として提供される。
Cuenote FCは、ユミルリンクが独自に開発したメール配信エンジン(MTA)により、大規模メール配信を高速に行えるソリューション。クラウドサービス版とオンプレミス版が提供されており、月間のメール配信数44億通、時間1000万通以上の高速配信を実現可能という。
新たに追加されたフリークエンシー機能は、配信担当者が画面上で「期間」「通数」を指定するだけで、同一顧客(メールアドレス)へのメッセージ送信数を制御できる機能。メールマガジンなどでは、メッセージ送信数の過多に伴うオプトアウト(購読解除)や退会の抑止が長年の課題となっているが、同機能を利用すれば送信数の制御を容易に行えるようになるので、顧客との良好な関係維持に役立つとした。
Cuenote FCの価格(税込)は、クラウドサービス版が初期費用3万3000円から、月額費用が5500円から。なおオンプレミス版(ライセンス)は、初期費用が247万5000円から、月額費用が5万600円からとなっている。