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サーバー機器や受託開発をサブスク型で――、テックウインドが新サービス

 テックウインド株式会社は、サブスクリプション型のIT機器販売サービス「TEKWIND-DaaS」を1月5日より提供開始した。

 TEKWIND-DaaSは、一般的に高額とされるサーバーやワークステーション、小型ロボット、アプリケーションの受託開発などをサブスクリプション型で提供するサービス。利用企業は初期費用を抑えて導入可能なほか、定期的な機器の入れ替えにより、常に最新の機器を利用でき、パフォーマンスアップによる生産性向上を見込めるという。

 また全プランに保守が付属する点も特徴。特にサーバーやワークステーションにはオンサイト保守サービスが付帯しており、万一の故障時には直接訪問して交換を行ってくれる。さらにテックウインドがサポート窓口を提供し、障害時の相談や技術的な問い合わせに対応するため、導入後の運用面でもメリットがあるとのこと。

 サーバー/ワークステーションはSuperMicro製を利用し、具体的なラインアップとしては、ワークステーションでは「クリエイティブグラフィックワークステーションモデル」「Ubuntu搭載ディープラーニングモデル」、サーバーでは「フラッシュストレージ・ファイルサーバーモデル」「ハードディスクストレージ・ファイルサーバーモデル」などを用意する。

 契約期間と価格の例は、「クリエイティブグラフィックワークステーションモデル」が36カ月/月額1万1700円、「フラッシュストレージ・ファイルサーバーモデル」が60カ月/月額1万3500円など。

 加えてハードウェアでは、シャープのモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」も提供する。

 一方の受託開発では、フルオーダーメイドのアプリケーションを初期費用なしで構築・利用できるようにするとしており、例としては、シャープの法人向けタブレットと各種アプリケーション開発の組み合わせを挙げた。アプリでは、多言語施設案内アプリ、商品のピッキング作業等で使用するピッキングアプリ、製造ラインで利用する商品不良入力アプリなどが考えられるとのこと。また、付随するタブレットなどもサービスに組み込めるとしている。

 なお今後は、TEKWIND-DaaSのラインアップにタブレットやクライアントPC、用途特化型サーバーなどを追加していく考えだ。