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サイバーテック、定額制のWeb運用保守サービス「サブスクWeb運用」を提供開始

 株式会社サイバーテックは17日、Web運用保守(マネージドサービス)に特化したサブスクリプションサービスとして、「サブスクWeb運用」を2021年1月1日に開始すると発表した。

 サイバーテックでは、「Webソリューション」としてWebサイトに求められるさまざまなサービスを提供しており、その一環として、サイバーテックが顧客のWebサイトを預かり、運用保守を代行するサービスを行ってきた。

 一方、コロナ禍の状況においては、Webサイトの更新作業においても、セキュリティ対策を含めたインフラ環境を整えることにより、オンラインで作業が行えるため、作業者が客先に常駐する必要性がなくなった半面、コスト削減要求は以前にも増して強くなったと説明。こうした状況に対して、サイバーテックが自社オフショア拠点で顧客のWebサイト運用保守を行ってきた実績をふまえ、サブスクリプション型によるWebサイト運用保守代行サービスを提供するとしている。

 「サブスクWeb運用」は、サイバーテックの正社員のみでプロジェクトチームを構成するため、長期の運用作業を途切れることなく完遂する。サブスクリプション型の分かりやすい料金体系で、これまで修正の度にかかっていたコストは不要となり、規定時間の中で何度でもコンテンツの追加・修正依頼ができる。

 また、サービスの実施拠点となる「セブITアウトソーシングセンター」は、フィリピン セブ島に存在し、グローバル対応が求められる多言語サイトの運用保守や、英語でのコミュニケーションが求められる外資企業などのサイトの運用保守にも対応する。

 サービスメニューと価格は、目安作業時間20時間の「スタータープラン」が月額5万円、目安作業時間が80時間(0.5人月)の「ライトプラン」が月額15万円、目安作業時間が160時間(1人月)の「スタンダードプラン」が月額30万円。目安作業時間が応相談の「アドバンストプラン」の価格は応相談。サイバーテックでは、2020年度中に10件の受注を目指す。