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ランシステム、IPoE方式で固定IPv4アドレスを1個割り当てるインターネット接続サービス「IPマルチコネクト」

 株式会社ランシステムは13日、株式会社朝日ネットと提携し、IPoE方式を活用したIPv6およびIPv4インターネットへ接続できるインターネット接続サービス「IPマルチコネクト」の受け付けを、法人向けに12月13日から開始すると発表した。サービスは月額6000円から利用が可能。

 IPマルチコネクトは、IPv4 over IPv6技術(v4固定IP接続方式)により、IPv6インターネット上でIPv4インターネット接続を実現し、フレッツ1回線につきIPv4のグローバルIPアドレス1個を固定的に割り当てる。これにより、法人で求められるIPアドレスによるアクセスコントロールや、インターネットVPNの構築が可能となる。なお、IPv4のグローバルIPアドレスのNATはエンドユーザー環境で行う。

 サービスを利用するためには、エンドユーザー環境にIPIPトンネル対応ルーターの設置が必要で、適切な設定を行う必要がある。

 サービスを利用できるアクセス回線は、NTT東日本/NTT西日本が提供する「フレッツ光」、株式会社ランシステムが提供する「jiqooひかり」、光コラボレーション事業者が提供するフレッツ相当サービス。

 対応ルーターは、ヤマハのRTX、NVRシリーズ、アライドテレシスのAT-AR3050S、AT-AR4050S、古河電工のFITELnet F60、NECのIX2000、IX3000シリーズ。