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AMD、Zen 2コア採用の組み込み向けプロセッサ「AMD Ryzen Embedded V2000シリーズ」
2020年11月11日 15:32
米AMDは10日(米国時間)、組み込み向けプロセッサ「AMD Ryzen Embedded V2000シリーズ」を発表した。最新のZen 2コアを採用しており、7nmプロセス技術で製造されている。
AMD Ryzen Embedded V2000シリーズは、シンクライアント、MiniPC、エッジシステムなどの組み込みアプリケーションでの利用を想定したAPU製品。CPUコアは前世代の倍となる最大8コアを搭載するほか、最大7個のGPUコンピュートユニットも搭載しており、前世代と比較して、1ワットあたりのマルチスレッド性能が2倍に向上した。さらに、シングルスレッドCPU性能が最大30%、グラフィックス性能が最大40%、それぞれ向上しているという。
また、4K解像度で最大4台の独立したディスプレイに電力を供給可能。セキュリティ機能としては、メモリや重要なソフトウェアへの不正アクセスを防ぐ「AMD Memory Guard」を搭載している。