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Microsoftが11月の月例パッチ公開、114件の脆弱性を修正
2020年11月11日 12:31
日本マイクロソフト株式会社は11日、11月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。
対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge(EdgeHTMLベースおよびChromiumベース)、Internet Explorer(IE)、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、Teams、Exchange Server、Dynamics 365関連のソフトウェア、Visual Studio関連のソフトウェア、Azure関連のソフトウェア、Chakra Core。
これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012)、Microsoft Edge、IE、Azure関連のソフトウェア、Chakra Core。修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで114件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが17件。また、修正する脆弱性のうち、Windowsに影響のある「ローカルのWindowsカーネルの特権の昇格に関する脆弱性(CVE-2020-17087)」については、すでに悪用が確認されているという。