ニュース

鈴与シンワート、「S-Port DDoS対策サービス」を提供開始

 鈴与シンワート株式会社は30日、DDoS攻撃からシステムを守るためのセキュリティサービス「S-Port DDoS対策サービス」の提供を開始した。

 S-Port DDoS対策サービスは、複数のコンピューターで連携して同時に標的へ攻撃を仕掛け、ネットワークに接続しているシステムを正常に動作させないようにするDDoS攻撃(Distributed Denial of Service Attack、分散型サービス停止攻撃)に対応するセキュリティサービス。

 受信する通信すべてにDDoS防御システムを経由させ、不正な通信を検知。不正な通信の検知時は自動でその通信を遮断することにより、システムは攻撃を受けずに安定的に稼働することができる。

「S-Port DDoS対策サービス」の概要

 各国に割り振られるグローバルIPアドレス情報を元にアクセス制御を行う、国別IPアドレスアクセス制限機能サービスも標準装備し、ホワイトリスト方式(認可された通信のみを許可する方式)で許可した国からの通信のみを許可する設定にも対応する。

 サービスは、鈴与シンワートのS-Port東京第1センターおよび東京第2センターで利用が可能。提供可能サービスは、東京第1センターがS-Port Cloud Vシリーズ、ベアメタルサーバ、インターネット接続サービス。東京第2センターがベアメタルサーバ、インターネット接続サービス。

 料金(税別)は、初期費用が5万円、月額費用が3万円(1IPアドレス)。2IPアドレス以上は要問い合わせ。鈴与シンワートでは、サービス新規契約の先着20社に限り、初期費用を無料とするキャンペーンを実施する。