日立ソリューションズが「設備修繕計画最適化サービス」提供　設備台帳や修繕計画表をクラウド上で管理し、的確な修繕計画を支援

　株式会社日立ソリューションズは20日、施設の設備台帳や修繕計画表をクラウド上で管理し、保守業務の効率向上を図る「設備修繕計画最適化サービス」を発表した。10月21日より提供を開始する。

　「設備修繕計画最適化サービス」は、複数のビル／施設の設備台帳、修繕計画表をクラウド上で一括管理し、保守業務の効率向上を図るサービス。従来は紙ベースで管理されていた設備情報・修繕関連情報を電子化して属人化を排除するとともに、最適な修繕計画管理を実現するという。

　クラウド上で管理される台帳や計画表はどこからでも参照や入力を行えるほか、ガントチャートで表示することで、ビルや施設全体の計画をひと目で把握可能。さらに、設備の稼働実績から算出した推奨修繕周期を反映し、的確な修繕計画を自動作成することできる。

複数の設備の修繕計画をガントチャートで可視化した画面

　設備管理会社や設備のオーナーがこのサービスを利用すると、こうした特長により、稼働実績にあわせた修繕を実行が可能になるため、余分な作業の削減や修繕周期が過ぎた設備の故障リスク低減を行えるとした。

　なお、サービスのベースとなるシステムは日立グループの工場やビルなどで利用されているとのことだ。

　価格性別は、基本サービス料が月額1万7000円から。別途、初期設定費用（30万円）と導入支援費用（個別見積もり）が必要となる。