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マカフィーが「インシデントレスポンス演習」を提供、インシデント対応の体制構築を支援

 マカフィー株式会社は15日、セキュリティインシデント対応の体制構築を支援する「インシデントレスポンス演習」を提供開始したと発表した。

 「インシデントレスポンス演習」は、マカフィーのプロフェッショナルサービス部門に所属するコンサルタントが、インシデント対応に関する演習の計画から準備、実施および振り返りまでを支援するサービス。

 演習の目的や対象者、組織の成熟度、対象者間の知識や経験の差に応じて、企業ごとのオーダーメード演習を提供できるほか、これまでの実績を基に構成した定型演習も用意可能という。

 例えば、現場担当者向けの演習では、インシデントの発生を想定した技術的なトレーニングを実施可能。また現場責任者や経営層向けでは、インシデント対応における意思決定やクライシスコミュニケーションに関する演習を通じ、組織が一体となってインシデント対応に取り組む体制の整備を支援できるとしている。

 なお、演習を通じてインシデント対応フローの課題点が明らかになった場合には、演習の結果や参加者からのフィードバックを加味してインシデント対応フローの更新を支援するなど、最適化を図るプロセスの支援までもカバーできるサービス設計になっているとのことだ。

 価格は400万円からで、計画から振り返りまでの全工程を含め、6週間での提供になるとしている。