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クラスメソッドやウルシステムズなど4社、「APNセキュリティコンソーシアム・ジャパン」を設立

エンタープライズ領域におけるAWSの活用を推進

 クラスメソッド株式会社、ウルシステムズ株式会社、PwCあらた有限責任監査法人(以下、PwCあらた)、ネオス株式会社の4社は8日、エンタープライズ分野におけるAmazon Web Services(AWS)の活用推進を目的に、「APNセキュリティコンソーシアム・ジャパン」を設立したと発表した。

 同コンソーシアムでは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社による協力の下、 セキュリティやSLA、監査の観点を盛り込んだ、エンタープライズ領域におけるクラウド活用のベストプラクティスを、コンソーシアムのスペシャリストメンバーと研鑽していくとのこと。

 メンバーは、4社を主幹事として、APNコンサルティングパートナーであるコンサルティング企業やシステムインテグレータから広く参加を募る考えで、APN セレクトティア以上のパートナーであれば参加できる。

 具体的な活動としては、コンソーシアム内での事例共有(成功/失敗問わず)を通して、クラウド活用におけるセキュリティへの理解を深めるとともに、会員同士による共同評価/検証、および結果を共有し、AWS活用のポイントを技術的な観点から明らかにするという。

 また、クラウドセキュリティ導入・運用の実績を通して、新しい情報部門の役割を議論・検討したり、クラウドセキュリティ活用について議論・検討したりするほか、AWSおよびAPNパートナーの新サービスや事例発表を通して、AWS活用セキュリティソリューションへの理解を深めるとのこと。

 あわせて、マネジメントからエンジニアまでを対象に、クラウド導入の不安を払拭し、活用を推進するための情報を体系化した、各種ガイドラインを執筆するとした。

 なお、セキュリティガイドラインでは、マネジメントとエンジニアそれぞれでクラウドセキュリティへの認識合わせを可能とし、AWSのホワイトペーパーやさまざまなナレッジが、どのタイミングでどのように活用すれば適切なのかを体系的にまとめる考えだ。