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みずほ情報総研が勤怠管理クラウド「FX-Ware Web勤怠」提供、情報を集約したTOP画面で利用者を支援

 みずほ情報総研株式会社は7日、人事・給与ソリューション「FX-Ware」の新サービスとして、勤怠管理クラウドサービス「FX-Ware Web勤怠」を提供開始すると発表した。

 FX-Ware Web勤怠は、「打刻管理」「勤怠管理」「工数管理」の3つの機能で構成される勤怠管理クラウドサービス。

 このうち「打刻管理」では、PC、スマートフォン、ICカードなど、利用環境に合わせたさまざまな打刻に対応しており、出退勤実績を端末情報や位置情報とあわせて取得することによって不正を防止するという。

 2つ目の「勤怠管理」では、「勤務状況」「休暇取得状況」「ToDo」「アラート情報」「残業グラフ」などをトップ画面に集約して表示可能。未打刻などの申告漏れや未承認など、ユーザーが行うべきことをシステムが「ToDo」に自動表示してくれる仕組みにより、勤怠管理における負担軽減に寄与するとした。

勤怠管理の情報を集約したTOP画面

 さらに、フレックスタイム/シフト勤務/変形労働制など、複雑な勤務形態にも対応可能。普通休暇や半日休暇、時間休暇など休暇取得状況をリアルタイムに把握できるほか、月末までの残業時間をシステムが予測し、しきい値を越えたら自動的に警告する機能や、勤務開始の打刻時に前日の勤務終了から適切な休憩がとられているかを確認し、不足する場合は従業員に注意を促す機能も搭載した。

 なお、「勤怠管理」は各従業員に打刻や申請を行ってもらうことが前提となるため、全機能をスマートフォンなどのモバイル端末で利用可能にしており、常駐先や外出先など、場所や時間にとらわれずに利用できる。また、働き方改革関連法や個別の法改正に対し、標準機能の範囲で都度修正開発を予定しているとのことだ。

 3つ目の「工数管理」はオプション機能となり、従業員に作業内容ごとに費やした時間を記録してもらうことで、労働時間の内訳を可視化することができる。

 このほか、社員に安否状況の報告依頼メールを一斉送信し、結果を自動集計する「安否確認機能」も利用可能だ。

 なお、FX-Ware Web勤怠で登録された情報は、みずほ情報総研の給与計算アウトソーシングサービス「FX-Ware 給与計算」に連携し、データ処理を行ったうえで給与計算の結果を利用企業に届けるとのこと。