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パーソルP&T、RPAとAI-OCRで企業の業務自動化を支援するソリューション

 パーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)は28日、RPAサービスブランド「パーソルのRPA」において、RPAやAI-OCRといった自動化ツールの導入と定着支援を行う「RPA x AI-OCR導入パッケージ」を提供開始すると発表した。

 サービスでは、RPAにUiPath株式会社のRPAプラットフォーム「UiPath」、AI-OCRにはAI inside株式会社の「DX Suite」を利用し、紙帳票だけではなく、PDFなど画像のデータ化からデータの入出力業務などまで、一連の業務の自動化を支援するとした。

 提供プランとしては、中小企業向けのお試しプランと、デジタル活用を視野に入れている企業向けの本導入プランを用意する。

 このうちお試しプランでは、導入コストが課題でデジタル化の実施、検証に進めていかなった企業・組織が、スモールスタートで実証できるように支援する。リモート環境でもAI-OCRやRPAを利用でき、企業ごとの業務に合わせたサポートサービスを年間100万円以内で受けられるとしている。

 製品としては、UiPathの「UiPath RPA Developerライセンス」、AI insideの「DX Suite Lite」と、パーソルP&T「チケットサポート ベーシック」を組み合わせて提供する。

 一方の本導入プランは、AI-OCRとRPAの連携によって自動化業務を拡大させたい、あるいは、リモート環境において自動化ツールへの移行を検討したい企業・組織に向けたもの。

 企業での自動化業務の選定時に、請求書や帳票書類が紙ベースで運用されており、自動化業務の選択肢が狭まってしまうケースが多くあるほか、ツール間の連携やリモート環境下でも運用できる仕組みを整える場合は、業務にあわせた運用設計が重要になるとのこと。そこで、RPAとAI-OCRを組み合わせることにより、自動化業務の拡大や、リモート環境における自動化業務の運用検証を、年間300万円以内で行えるようにするとした。

 製品としては、UiPath の「UiPath Cloud Orchestrator RPA Developer ライセンス」、AI insideの「Success Program for DX Suite + DX Suite Standard」と、パーソルP&Tの「POCサービス」を組み合わせて提供する。