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TISと中国HANDが協業、アジア地域でのERP関連事業拡大を目指す

 TIS株式会社は17日、アジア地域でのERP関連事業拡大を目的として、中国の上海漢得信息技術股份有限公司
(以下、HAND)と協業すると発表した。

 HAND社は、SAPやOracleのERP製品群の導入において高いシェアを持つ中国企業で、特に、グローバルに活躍できるERP関連のコンサルタントやテクニカルエキスパート人材を抱えているとのことで、中国企業や中国に進出している日系企業の情報システム化などに貢献してきたとのこと。

 今回の協業では、TISの持つ豊富な知見とHANDが持つ多くのグローバルプロジェクト推進実績を生かし、顧客企業にとって最適なERP構築サービスの提供を図る考え。また、これまでのHANDとのオフショア開発領域でのパートナーシップに加え、上流工程のコンサルタント領域まで協業を拡大して、ERP事業拡大に向けた人的資源を拡充させ、引き続き伸長していくことが期待されるERP市場へ対応するという。

 さらに、両社の所有するERPに関する技術の積極的な共有や相互利用を図り、新たなサービスやツールなどの共同開発を推進するとしている。

 TISとHANDでは、こうした取り組みにより、ERPビジネスにおけるアジアNo.1の事業連合体を目指すとともに、また今後は、IoT、AI、ブロックチェーンなどの事業領域も視野に協業を推進するとのことだ。