NRIセキュア、セキュリティ対策支援サービス「Secure SketCH」の有償プランにタスク管理と計画編集機能を追加

　NRIセキュアテクノロジーズ株式会社（以下、NRIセキュア）は17日、企業の情報セキュリティ対策実行を支援するプラットフォーム「Secure SketCH（セキュア スケッチ）」の有償プラン「PREMIUMプラン」において、「タスク管理機能」と「対策計画編集機能」の提供を開始した。

　Secure SketCHは、セキュリティ対策の計画策定から実施までの取り組みにおいて、企業のセキュリティ担当者を支援するプラットフォーム。自社のセキュリティ対策に関する質問に答えることで、企業のセキュリティ対策状況を「見える化」する機能や、セキュリティ対策のベストプラクティスや優先度を確認する機能、対策を実施した場合のシミュレーションなどの機能を備える。

　新たに提供するタスク管理機能は、セキュリティ対策を実行する過程で必要なタスクを、管理・可視化する機能。対策ごとに求められる作業やプロセスを細分化し、タスクとして登録するとともに、優先度、担当者、期日を設定できる。入力したタスクを一覧表示することもでき、セキュリティ担当者はSecure SketCHの管理画面上で各タスクの進捗状況を一元的に管理できる。

　また、既存機能の「対策計画機能」では、入力された自社の対策状況に合わせて自動的に推奨ロードマップが表示される。新機能の対策計画編集機能は、このロードマップを導入企業が自由に編集し、独自の対策計画を作成できる。各社固有の状況を加味して、実施する対策とその対策実行にかかる想定期間を編集し、ロードマップを作成することで、より実効性の高い計画の策定が可能になる。

　ロードマップ通りに対策を実施した場合に、セキュリティレベルがどう変化していくかについても評価（スコア）が表示されるので、対策の有効性を時系列で分かりやすく確認できる。

　NRIセキュアでは、これらの新機能を利用することで、導入企業はセキュリティ対策を実行する際のタスク（業務）を詳細に管理し、自社の状況を踏まえた実行計画（ロードマップ）を策定でき、対策状況の可視化から実行までのPDCAサイクルをより効果的に運用できるとしている。