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アライドテレシス、画面転送によってインターネット分離を実現する「Net.CyberSecurity セキュアWebサービス」

 アライドテレシス株式会社は5日、画面転送によってインターネット分離(ネットワーク分離)を実現するサービス「Net.CyberSecurity セキュアWebサービス」を提供開始したと発表した。

 「Net.CyberSecurity セキュアWebサービス」は、クラウドサービスと仮想ブラウザを組み合わせ、業務系ネットワークのPC(以下、業務用PC)からでも、安全にインターネットを利用できるようにするソリューション。ジェイズ・コミュニケーションのインターネット分離ソリューション「SCVX」を用いて実現している。

 具体的には、クラウド上に設置されたセキュアWebサービスの仮想環境がインターネットへ代理アクセスし、アクセスした画面のみを業務用PCの仮想ブラウザへ転送する仕組み。万一、仮想環境がマルウェアに感染したとしても、業務用PCには侵入することができないため、1台のPCを利用しながら安全なインターネット分離を実現できるという。

 また、クラウドサービスを利用するので新たな端末の購入は不要。業務用PCにソフトウェアをインストールするだけで利用開始でき、コストや手間を抑えて導入できる点もメリットとした。さらに、最小10ユーザーからのスモールスタートにも対応する。