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キヤノンMJ、建設・建築業向けのテレワーク環境構築支援「図面変換シェアソリューション」を提供

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は22日、同社の大判プリンター(MFPモデル)とクラウドストレージを連携する、建設・建築業向けのテレワーク環境支援ソリューション「図面変換シェアソリューション」を8月上旬より提供すると発表した。

 図面変換シェアソリューションは、の電子化、キヤノンの大判プリンター(MFPモデル)を利用してスキャンした髪図面をCADデータに変換し、簡単な操作でクラウドストレージに保存できるソリューション。電子化した紙図面をPCでCADデータに変換した上で保存することで、手作業に頼っていた紙図面のトレース作業を効率化し、業務時間を削減できる。

 ツールでは、変換後のCADデータを加工/編集することもでき、イメージデータからだけでなく、取引先企業などから受領したPDFデータを、編集可能なCADデータに変換できる。

 クラウドストレージの「HOME-BOX2」と「IT運用支援」を組み合わせた中小オフィス向けIT支援サービス「HOME type-S2」を利用し、スキャンデータをクラウド上のストレージに格納。社内や取引先企業との文書の共有や、モバイル環境からの閲覧を可能にする。また、複合機に届いたファクス文書のクラウドストレージへの転送にも対応する。

 図面のほか、作業・施工データなどもクラウドストレージに格納でき、インターネットを通じてオフィス内や外出先、自宅からでも図面データなどへのアクセスが可能となり、場所に限定されない働き方の構築を実現する。

 図面変換シェアソリューションの価格は、基本構成例(TM-200 MFP+CAD変換ソフトウェア+HOME type-S2スターティングパック)の場合で56万1000円(税別)から。