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CData Softwareとチュートリアルが提携、クラウドRPA「Robotic Crowd」からオンプレミスDBへのデータ連携を実現

 米CData Softwareは14日、株式会社チュートリアルと業務提携し、チュートリアルのクラウド型RPA「Robotic Crowd」において、オンプレミスデータベースからのシームレスなデータ連携を開始したと発表した。

 Robotic Crowdは、クラウド型(SaaS)のRPAで、普段利用しているブラウザーで業務フローを記録し、ワークフローを作成できるサービス。ウェブ上の情報収集やメールの送受信などさまざまな業務を自動化できる。

 クラウド型RPAであるため、インストール不要で簡単に始められる一方、オンプレミスの基幹データベースや、APIが提供されていないパッケージソフトにアクセスするためには、ユーザーがスクラッチでAPIを開発する必要があった。

 今回の提携では、ノーコードで既存のデータベースからAPIを構築できる「CData API Server」を活用し、Robotic Crowd から既存データベースやパッケージソフトとの連携を実現。これにより、Robotic Crowd はクラウドとオンプレミス双方に強い自動化ツールになり、ユーザーのより広いニーズに応えられるとしている。

 CData API Serverは、インストール型のソフトウェアで、公開するデータソースへの接続や、APIを公開するリソースの選択、ユーザー設定をGUI操作で設定するだけで、本格的なREST APIを生成できる。MySQL、Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQLなど主要なデータベースに対応し、Robotic Crowd からはAPI用コネクタで生成したAPIを呼び出すことで、データベースに対して読み書き双方向操作が可能になる。