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Microsoftが6月の月例パッチ公開、131件の脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は10日、6月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge(EdgeHTMLベース)、IEモードのMicrosoft Edge(Chromiumベース)、Internet Explorer、ChakraCore、Office関連のソフトウェア、Windows Defender、Microsoft Dynamics、Visual Studio、Azure DevOps、HoloLens、Adobe Flash Player、Android向けMicrosoftアプリ、Windows App Store、System Center、Androidアプリ。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012)、Microsoft Edge(EdgeHTMLベース)、IE、SharePoint関連のソフトウェア、ChakraCore、Adobe Flash Player。Adobe Flash Playerを除く修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで131件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが11件。