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オープンストリーム、クラウド型定量的プロジェクト管理ツール「EPM Cloud」を提供

 株式会社オープンストリームは3日、定量的プロジェクト管理ツール「EPM Base」のクラウド版として、「EPM Cloud」を同日より提供開始すると発表した。

 EPM Baseは、定量データ(工数、進ちょく、品質など)を自動で収集・分析してグラフ化することにより、企業活動における品質担保や納期順守を支援する定量的プロジェクト管理ツール。収集した定量データによる実績と計画値を比較し、一覧表として確認できるため、複数プロジェクトの健全性を視認することもできる。

 機能としては、進行中の開発プロジェクトからデータを取得し管理する「データ抽出・生成機能」、規模・工数・工期などの基本データを集計しレポートデータを作成する「データ収集・集計機能」、グラフデータ表示や分析を可能にする「分析レポーティング機能」の3つから構成されており、従来はオンプレミス版として提供されてきたが、今回発表されたEPM CloudはSaaS型のため、これまでは必要だったサーバーの運用・保守が不要となった。

 オープンストリームではクラウド版提供の背景として、昨今のプロジェクトでは、社内だけではなく、社外の関係者との細かな管理が求められている点を指摘。クラウド化することで、柔軟で更新性の高いサービスを提供するとアピールしている。

 価格(税別)は、アカウント数30、プロジェクト数10、ストレージ容量10GBのスタータープランが月額9800円。アカウント数が無制限、プロジェクト数100、ストレージ容量150GBのベーシックプランが月額9万8000円となっている。なお、1カ月限定の無料プラン(フリープラン)も用意された。