ニュース

ユニアデックス、帳票自動入力ソリューション「AFER」でスマホ撮影画像への対応を検証

 ユニアデックス株式会社は20日、帳票自動入力ソリューション「AFER(エイファ)」の機能を拡充し、スマホを活用した業務自動化の検証を2020年6月に開始すると発表した。

 AFERは、紙帳票を人による手入力で行っている業務を対象とした、帳票自動入力ソリューション。これまでは、紙帳票をスキャンしたPDFデータ(画像データ)のみを対象としてきたが、新たにスマートフォンのカメラで撮影した画像データに対応する機能拡充の検証を行う。

 スマートフォンのカメラで撮影した画像データを、専用アプリを用いて送信することで、AFERへの取り込みが可能となり、帳票の画像データからは文字情報を抽出でき、抽出した文字データはRPAと連携して、納品書などの帳票の自動作成や業務システムへ入力するといった一連の業務を自動化できる。

 紙書類のフォーマットを問わず実施できるため、作業者は難しい操作や調整をする必要がない。ソリューションを利用することにより、帳票に記載されたデータの取り込みから各種自動入力までワンストップで対応可能となるため、業務負荷の軽減が期待できる。

 ユニアデックスでは、スマートフォン連携を実現した帳票自動入力ソリューションAFERを、顧客と共同で検証をしながら改良を重ね、2020年度下期の提供を目指すとしている。