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ベクトル、フィッシングのテストメールによる従業員のセキュリティ意識を見える化する診断サービス「Risk Find」を提供

 株式会社ベクトルは19日、サイバーセキュリティ事業に参入し、BtoBソリューションの第一弾として、従業員のセキュリティ意識を見える化する診断サービス「Risk Find」を提供すると発表した。

 Risk Findは、仮想フィッシングメールを従業員に送信し、従業員の対処状況をモニタリングする診断サービス。最短2日で実施でき、手順としてはまず仮想フィッシングメールを送信する対象従業員と対象従業員をサポートするフォロー従業員を選別。実際に送信する仮想フィッシングメールは、Risk Findが用意した5つのテンプレートから作成する。

 作成した仮想フィッシングメールは、対象従業員に一斉送信することで、メールの開封状況、URLのクリック状況、ファイルのダウンロード状況などを測定できる。測定が完了すると、メールの開封率、URLのクリック、ファイルのダウンロードなどの詳細データをPDFで閲覧できる。

料金プランは、3カ月に一度のフィッシングメール配信(年間4回実施)を行う年間料金プランの場合で、スタートプラン(~100人)が年額20万円、スタンダードプラン(~500人)が年額100万円、エンタープライズプラン(501人~)が年額160万円。年間料金プランについては、リリース記念として6月末までの申し込みの場合、料金を50%オフで提供する。

 単発料金プランは、スタートプラン(~100人)が10万円、スタンダードプラン(~500人)が50万円、エンタープライズプラン(501人~)が80万円。

 ベクトルでは今後、ホワイトハッカーと呼ばれるセキュリティエンジニアや、サイバーセキュリティに精通したコンサルタントといったエキスパートを組織化し、専門集団として拡大させるとともに、企業それぞれのリスクに合わせたホワイトハッカーとのマッチングを実現させるようなプラットフォームサービスの提供に向けて、事業を展開していくとしている。