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ジュピターテクノロジー、不正ウェブサイト接続を自動遮断する透過型セキュリティアプライアンス「BlueVault io nEdge」
2020年5月12日 13:08
ジュピターテクノロジー株式会社は12日、不正なウェブサイトへのアクセスを自動的に遮断し、マルウェア感染を防止する、透過型セキュリティアプライアンス「BlueVault io nEdge」の販売を開始した。
BlueVault io nEdgeは、イタリアのntopが開発したネットワーク保護に特化したトラフィックコントローラであるnEdgeに、CleanBrowsingのDNSベースコンテンツフィルタリングサービスを専用ハードウェアに一体化した製品。
BlueVault io nEdgeを設置するだけで運用開始でき、完全透過型ブリッジ接続アプライアンスのため、既存ネットワークの設定変更は不要。セキュアDNSと毎日更新される13のブロックリストを併用し、ウイルス感染・情報の詐取を目的としたウェブページや、業務・学習に不適切なウェブページのフィルタリングに対応する。
アプリケーションごとの使用時間、使用量、帯域割合の制御も可能で、ntop開発のnDPIライブラリを使用したディープパケットインスペクションを実行し、レイヤー7アプリケーションプロトコルを検出の上、ホストごとにアプリケーションをブロックまたは制御する。
端末ことの最大ダウンロード/アップロード速度も簡単に設定でき、同様に、帯域最低保証のアップロード/ダウンロード速度のポリシーを作成し、すべての端末に適用できる。
また、初めて組織内のネットワークに接続した端末に対して、ウェブブラウザーでブロックを行い、ユーザー認証を行うキャプティブポータル機能を備える。ゲストWi-Fi提供時には、接続数に合わせた均等な帯域を確保する。
製品のラインアップと価格(税別)は、「BlueVault io-B nEdge CleanBrowsing 500ユーザー」が、タイプMサポート(センドバックによるハードウェア修理)1年付きで61万円。「BlueVault io-R nEdge CleanBrowsing 1000ユーザー」が、タイプND(翌営業日ハードウェアオンサイト修理)サポート1年付きで109万円。