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AJS、人事評価システムのクラウド版「P-TH+」 現行の人事評価制度/シートをそのまま利用可能

 AJS株式会社は7日、人事評価システム「P-TH(ピース)」のクラウド版「P-TH+(ピースプラス)」を提供開始すると発表した。

 「P-TH」は、さまざまな人事システムと連携可能な、人事考課に特化したシステム。企業の人事評価制度で利用しているワークフローや、Excelで設計・利用している評価シートに対応でき、特に個社特有の人事評価制度と評価シートをそのままシステム化できる点を特長としている。

 被評価者(評価される側の社員)は、今までのExcelや紙の評価シートと同じように入力できるので、社員への特別な教育は不要。評価の進ちょく確認も、システム上で簡単に行えるという。また、評価の一覧化も容易に行えるので、転記ミスの防止や評価業務の効率化につながるとのこと。

 今回発表されたクラウド版の「P-TH+」では、こうした「P-TH」の機能に加え、タブレットやスマートフォンに対応。非評価者の自己評価入力をモバイル端末から行えるようにした。

 さらに今後は、システム上の蓄積データを利用した評価データの分析機能を、7月に追加する予定。人財育成・活用のための情報として有効活用できるように支援するとしている。

 なお、すべての通信は暗号化されているほか、データベースは二重化・暗号化され、毎日バックアップを行うなど、セキュリティに配慮した運用を行っているとのことだ。

 契約は年間契約となり、参考価格は、300ユーザーの場合で月額15万8000円。別途、初期設定費用も必要となる。

進ちょく確認画面のイメージ
評価一覧シートのイメージ