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NECネッツエスアイ、LPWA規格「ZETA」を活用した閉域プラットフォームサービスを提供

 NECネッツエスアイ株式会社は25日、LPWA規格「ZETA」を活用し、閉域接続でセキュアな通信を実現する「Symphonict ZETA閉域プラットフォームサービス」を提供開始した。

 Symphonict ZETA閉域プラットフォームサービスは、LPWA通信規格の一つであるZETAと、NECネッツエスアイのデジタルトランスフォーメーション(DX)ブランド「Symphonict」の通信用プラットフォームを組み合わせたサービス。敷地内や施設などプライベートなエリアに対し、インターネットに接続せずセキュリティが担保された閉域網を、クラウド型での提供により導入・運用の手間を大幅に軽減する。

 さらに、IoT/M2M専用の閉域接続モバイル通信サービス「ネッツワイヤレス」と組み合わせることで、インターネットに接続しないセキュアな環境を構築する。

Symphonict ZETA閉域プラットフォームサービスの概要

 サービスの参考価格は、初期費用が6万6000円から、年額料金が11万9000円から(10デバイスの場合)。

 NECネッツエスアイでは、Symphonict ZETA閉域プラットフォームサービスは、日本国内におけるZETAの活用推進と普及促進を図り、Society5.0で提唱されている超スマート社会の実現を目指す「ZETAアライアンス」において、クラウド型かつ閉域の要求シーンにおける標準プラットフォームとして展開していくとしている。