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羽田空港、「kintone」を活用し旅客ターミナルでの館内オペレーションを改善

 サイボウズ株式会社は13日、日本空港ビルデング株式会社が、業務アプリ構築クラウド「kintone」を導入すると発表した。羽田空港旅客ターミナルの国内線・国際線システム統合に伴う館内オペレーション改善を目的に、3月14日より利用を開始するという。

 羽田空港旅客ターミナルでは、第2ターミナル国際化に伴う国内・国際の情報の統合化ツールとして「kintone」を採用。コンシェルジュやテナントの管理者など、多くの関係者が情報管理を安全かつ効率的に行うことで、空港全体のサービスの向上を目指すとした。

 具体的には、遺失物管理や介助手配、苦情要望などでkintoneを活用する予定。このうち遺失物管理では、発見した遺失物を管理するため、その詳細と写真をあわせてkintoneの「遺失物管理」アプリに登録するとのこと。これにより空港内関係者は、時間や場所を問わず、スマートフォンやタブレットから遺失物管理用データベースにアクセスできるようになり、利用客への対応を従来よりも迅速化できるとしている。

kintone導入前後の羽田空港旅客ターミナルでのオペレーション