丸紅情報システムズ、「Cloud Volumes ONTAP」を利用したハイブリッドクラウドソリューションを提供

　丸紅情報システムズ株式会社（以下、MSYS）は3日、ネットアップ合同会社のクラウドストレージソリューション「Cloud Volumes ONTAP」を利用し、パブリッククラウド上にNetAppストレージを設計・構築し、ネットワークストレージとして利用できるように支援するサービス「MSYS-CVO Cloud」を発表した。

　MSYS-CVO Cloudは、Cloud Volumes ONTAPを用いてパブリッククラウド上にクラウドストレージ環境を構築し、既存オンプレミス環境と組み合わせてハイブリッドクラウドを手軽に運用できるバックアップストレージサービス。

　Cloud Volumes ONTAPの機能であるSnapMirrorを利用したミラー環境の作成や、FabricPoolによるデータの自動階層化（オプション）を行うことで、既存ストレージと組み合わせた効率的な運用が可能になるという。

　また、環境設計・構築から、ネットワーク接続、運用、ライセンス管理、請求代行、問い合わせ窓口、障害対応まで、トータルのマネージドサービスとしてMSYSが提供するため、ユーザー企業は安心して利用できるとした。

　なおMSYSでは、DR（災害対策）／バックアップ環境としての利用に加えて、複製したデータを用いた開発用途などを、主な利用法として説明している。