ニュース

NTTデータエンジニアリングシステムズ、製造業向けクラウド「Manufacturing-Space」に柔軟な連携機能などを追加

 株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズは18日、ものづくり業界向けクラウドサービス「Manufacturing-Space」の最新版となるVersion 4.5を3月9日に提供開始すると発表した。

 Manufacturing-Spaceは、クラウド上で3次元CADデータをはじめとした各種データを管理・共有できるサービス。サービスの中核となるデータコンシェルジュサービスにより、社内外でのデータ共有や、主要CADファイルのビューアー機能、データの履歴管理機能などを利用できる。

 最新版では、ローカル端末とクラウド間でのデータ連携機能に、ファイルのアップロードのみ実施する非同期のモードを追加。データ作成者がローカル端末を非同期のモードに設定することで、他拠点でファイルを編集、削除された場合でも元のデータはデータ作成者のローカル端末に残すことが可能となり、意図しないデータの消失を防止できる。

非同期モードの概要

 また、データファイルの一覧表示で作業状況が一目で分かるように、カラーラベルをデータファイルに付加する機能の追加や、ログイン時の認証としてモバイル端末での利用に適したパズル認証の採用などを行った。

 Manufacturing-Spaceのデータコンシェルジュサービスの利用料金(税別)は、年間契約で基本料が月額1000円、ストレージ利用料が100GBの場合で月額1万2000円。