NTTPC、「NVIDIA Partner Network」に参画し、データセンターGPU分野におけるAI/IoT事業者向けビジネスを強化

　株式会社NTTPCコミュニケーションズ（以下、NTTPC）は17日、米NVIDIAのパートナープログラム「NVIDIA Partner Network（以下、NPN）」に、Solution Providerとして参画したと発表した。

　データセンターGPUの分野においてNTTグループ初の参画となり、NTTPCはこれを契機に、近年注力しているAI/IoT事業者及びそれを活用する企業向けのプラットフォームビジネスをさらに強化するとしている。

　NTTPCでは、学術研究機関や民間企業の技術・開発部門へGPUプラットフォームの提供を行い、GPUアーキテクチャおよびAI/IoTプラットフォームの設計／構築に関する技術的ナレッジを積み重ねている。また、2019年からは、AI/IoT事業者との技術・マーケティング両面での協業を企図した「Innovation LAB」を立ち上げ、新規事業の立ち上げや既存事業の改革を目指す企業におけるAI/IoT導入を支援・推進している。

　NTTPCでは、今回のNPNへの参画により、NVIDIA製品の調達力強化に加え、新しいGPUアーキテクチャや計算リソース設計（GPU仮想化技術など）、スループット設計といった高い技術と信頼性が求められるテクニカル領域での直接的なメーカーサポートを受けることができるようになると説明。これにより、従来以上にGPUプラットフォームに関する高いナレッジとノウハウを蓄積し、顧客企業に提供していくとしている。

　また、Innovation LABをはじめとして、NVIDIAとの共同マーケティング活動を積極的に展開することで、AI/IoT事業者や学術研究機関や、AI/IoT導入を検討している企業など、さまざまなステークホルダーおよびその相互間のリレーションを強化するとしている。