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ヒューマンリソシア、“RPA化”に必要な思考力を鍛える研修プログラムを開講

 ヒューマンリソシア株式会社は16日、RPA人材の育成を支援するため、独自研修プログラム「実践トレーニングコース」(2研修)を開講すると発表した。「RPA化するための考え方」「業務プロセスの可視化」など、“RPA化”に必要な思考力を鍛える研修プログラムを新たに開発したという。

 ヒューマンリソシアでは全国9カ所にトレーニングセンターを開設し、延べ8000人を超えるユーザーに対してRPAスキル向上を支援してきたが、RPAユーザー層が広がるにつれ、「RPA操作は習得したが、何をどうやってRPA化すればよいのかわからない」といった相談が多く寄せられるようになったとのこと。

 そこで従来の操作スキル習得をメインとした研修とは異なり、RPA化に向けた考え方や業務プロセスの可視化スキル向上にフォーカスした「実践トレーニングコース」を新たに開講する。RPA製品としてはNTT-ATの「WinActor」を採用。初級レベルの操作スキルを持つ人に対して、実際に業務をRPA化するための思考力を鍛えるとのことだ。

 具体的には、RPA化の対象業務選び方研修「『一緒に学ぼう!』編」と、業務可視化とフローチャート作成研修「『一緒に作ろう!』編」を用意した。

 前者は、WinActorを使用してRPA化する前に、自動化対象の業務をどのように選定すればよいかを理解するためのもの。後者は、業務の可視化やフローチャートの作成方法、WinActorでRPA化・シナリオ化するためのポイントを習得するもので、所要時間はいずれも3.5時間。

 受講料はそれぞれ、ひとりあたり2万円(税別)となっている。