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テラスカイがタイに現地法人設立、Salesforce導入支援などを展開

 株式会社テラスカイは14日、2019年12月付で、タイ王国に現地法人「TerraSky (Thailand)Co.,Ltd.」を設立したと発表した。同社の海外法人としては2012年設立の米国法人に次ぐ2社目で、Salesforce導入支援を行う海外拠点としてはタイが初めてという。

 アジア新興国では現在、日本以上の経済成長率が予測されており、IT活用・デジタル化の流れが加速していることから、テラスカイではSalesforceビジネスの成長可能性があると判断し、タイを中心としたアジア地域におけるSalesforce導入支援に乗り出すとのこと。

 なお新会社設立拠点としてタイを選択した理由には、周辺国より日系企業の進出が多いこと、GDP成長率が高いこと、LINEの普及率が高いことなどを挙げている。また、タイにおいてSalesforce導入支援の相談件数が増加傾向にあることから、SalesforceとLINEを連携させる顧客対応ソリューション「OMLINEシリーズ」についても販売が期待できるとした。

 テラスカイでは、現地採用のエンジニアを中心としてタイ法人を構成する計画で、同社が日本法人において培った研修カリキュラムによるトレーニング、日本でのOJTなどを予定しているとのことだ。

 売り上げとしては、日系企業ならびに現地企業に対するSalesforceの導入支援ビジネスにおいて、2022年に2億円を目指すとしている。