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さまざまな業務形態に対応可能な販売管理システム「NextNavinity販売 Ver1.0」

 株式会社南日本情報処理センター、株式会社オーシーシーの両社は6日、販売管理システム「NextNavinity販売 Ver1.0」を同日付でリリースしたと発表した。システムはクラウド版、オンプレミス版(CS型)、スタンドアロン版が用意されており、導入形態を柔軟に選択可能とのこと。

 NextNavinity販売は、「Navinity販売」の後継として、2017年4月よりNET-G(NEC情報サービス事業グループ)参画7社と開発を進めてきた販売管理システム。「受注管理」「出荷管理」「売上管理」「発注管理」「入荷管理」「仕入管理」「在庫・棚卸管理」といった機能を備え、多くの企業から要望された機能を標準搭載しているほか、基本機能を簡単な設定で変更できるので、卸売業だけでなくさまざまな業務形態に対応できるという。

 例えば、伝票入力に関する設定、ファンクションキー設定、請求書などの帳票の様式、伝票種類などを自由に変更可能で、カスタマイズは管理者による設定だけでなく、ユーザーごとの設定も行える。さらに、追加したい機能など、ユーザー企業の要件にあわせたカスタマイズやオプション連携にも対応しているとした。

 また、使いやすさを追求するため、画面・色・配色など自由に変更可能としたほか、Web APIを備えており、給与、会計、BIツールといった各種システムと容易に連携できる点も特徴とした。

 システムは、マイクロソフトの.Net Coreをベースとし、基盤、フレームワーク構成の上に業務アプリケーションをプラグイン形式として組み込む3層構造で構築されている。なお、サーバー側はWindowsとLinuxのクロスプラットフォームに対応。データベースはPostgreSQLを採用しているので、ライセンス費用も削減できるとしている。