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日立ソリューションズ、「GeoMation 屋内位置把握ソリューション」にデータ分析支援機能を追加

 株式会社日立ソリューションズは、ワイヤレス通信ができるIoTルーターやIoTタグの活用により、屋内や地下など電波が届かない場所にいる人やモノの位置や滞在時間を把握できる「GeoMation 屋内位置把握ソリューション」のオプションとして、IE(インダストリアルエンジニアリング)に基づく各種分析を支援する「屋内位置把握 データ分析オプション」を11月14日から販売開始する。

 オプションでは、GeoMation 屋内位置把握ソリューションで収集・蓄積した、エリア別やユーザー別、作業別の位置と時間のデータから、時間の比率や・時間・推移を円グラフや棒グラフにできる、オープンソースソフトウェアの可視化ツール「Kibana」を活用した14種類の部品を提供する。

 これにより、必要な部品を選択して、オリジナルのダッシュボードに定義するだけで、リアルタイムの動態情報や作業情報を可視化でき、IEの考え方に基づいた分析業務を支援する。

 ウェブシステムをベースにしているため、オプションで作成したダッシュボードを、経営層から現場作業員まで、誰でも参照することができる。たとえば、作業時間比率を示すダッシュボードを現場でのサイネージとして掲示することで、現場作業員によるタイムリーな業務改善に活用できるとしている。