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サイバーソリューションズのクラウドメール「CYBERMAILΣ」、cybozu.comとアカウント情報の自動連携が可能に

 サイバーソリューションズ株式会社は6日、法人向けクラウド型メールサービス「CYBERMAILΣ」において、サイボウズ株式会社のクラウド基盤「cybozu.com」が管理するアカウント情報、組織情報との自動同期機能を追加すると発表した。大規模組織向けグループウェア「クラウド版Garoon」、中小規模組織向けグループウェア「サイボウズ Office」が対象で、同機能は2020年2月の提供開始を予定している。

 Garoon、サイボウズ Officeの両グループウェアサービスは国内で高いシェアを持つが、メールサーバー機能を持たないため、導入企業は別途メールサービスを契約する必要がある。しかし、グループウェアとメールサーバーが別々のサービスとなることから、システム管理者は社員の入退社や異動、組織改編などの度に、両方のアカウントをそれぞれ登録・更新する必要があり、大きな業務負担となっていたとのこと。

 そこでサイバーソリューションズでは今回、両サービスが基盤としているcybozu.comとCYBERMAILΣの連携機能を提供。これらのグループウェアサービスを利用する企業がCYBERMAILΣを導入する際に、グループウェアに登録されている情報が自動的にCYBERMAILΣにも同期されるようにした。

 例えば、社員の入社や退社があった場合は、cybozu.comで管理しているアカウント情報だけを変更すれば、CYBERMAILΣに自動的に同期・反映されるので、従来の半分の工数で作業が完了するようになる。さらに、この連携では組織情報も同期されるため、人事異動や組織変更があった場合もcybozu.comのみの更新で済み、システム管理部門の業務効率化が実現するとしている。