ニュース

アライドテレシス、モーターショー2019のプレスセンターに安定したネットワーク環境を提供

 アライドテレシス株式会社は23日、自律型ネットワーク管理運用ソリューション「AMF」、SDNアプリケーション連携ソリューション「AMF-SEC」、自律型無線LANソリューション「AWC」が、東京ビッグサイトを中心に開催される「第46回東京モーターショー2019(The 46th Tokyo Motor Show 2019)」(開催日:10月24日~11月4日)のプレスセンターに採用されたと発表した。

 「OPEN FUTURE」をテーマに開催される第46回東京モーターショー2019には、国内外から1万人を超える記者が訪れるとのことで、数多くの記者が記事を配信するプレスセンターにおいては、記者が取材・編集した大容量のデータ通信にも耐えうる、セキュアかつ安定したネットワーク環境が求められるという。また、モバイル端末の利用が増えている昨今では、無線LAN環境も重要度を増してきた。

 そこでアライドテレシスでは今回、AMFとAMF-SEC、AWCによってこれらの要件を満たしたネットワークを構築したという。

 このうちAMFは、複数の機器やネットワークの一元管理を実現するネットワーク統合管理ソリューションで、故障時には工場出荷状態の機器に交換するだけで自動復旧を行えるほか、設定の流し込みなどによるネットワークの自動構築も可能にしており、より安定したネットワーク環境を提供できるという。

 またAMF-SECは、各種アプリケーションとの連携により、エッジスイッチ部分でのネットワークセキュリティ強化を図るソリューション。感染した端末を自動的にネットワークから遮断し、セキュリティインシデントの拡散を抑止することができる。

 最後のAWCは、無線LANアクセスポイントをインテリジェント化し、チャンネルや電波出力を自律的に調整して、無線エリア内の電波干渉が最小化された無線LAN環境を自動的に構築してくれる。これによって、手間をかけずに安定した無線LAN環境を構築・運用できるとのことだ。

 なお、今回プレスセンターへ導入されるこれらのソリューションでは、クラウド上にAMFマスターの「AT-AMFCLOUD」、AWCコントローラの統合管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」を配置し、プレスセンター会場に設置したAMFメンバー装置のスイッチ、アクセスポイントを管理運用する構成となっているため、管理サーバー環境を別途構築しなくとも、運用環境を利用できるとしている。