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WorkVision、製紙原料卸システムのSaaS版を提供 製紙原料卸問屋の業務プロセス改善を支援

 株式会社WorkVisionは8日、製紙原料卸問屋の業務プロセスを効率化する製紙原料卸システムにおいて、SaaS版の「WorkVisionリサイクル for SaaS ~製紙原料~」を提供すると発表した。同日より販売を開始する。

 製紙原料卸システムは、タッチパネル対応のスムーズな運用で、計量器(台貫)から計量データを自動的に取りこみ、窓口業務の効率化を実現するシステム。水引き・かご引き・ダスト引きも画面タッチに対応しており、伝票発行の作業が効率良く行えるという。

 今回発表されたSaaS版では、製紙原料卸問屋におけるのIT運用・管理コストの削減を支援するほか、システム利用開始までの期間を大幅に短縮できるとした。またオンプレミス版などと同様、SaaS版についても全国製紙原料商工組合連合会(全原連)の認定システムであり、リサイクル業界特有の逆有償処理、税率改正へ標準対応。計量器(台貫)と端末の自動連携で、計量、伝票発行、精算、実績管理業務の省力化を実現している。

 なおSaaS型では、このほか、計量器に車両が載ったときの音による告知、窓口処理での計量ログや前回取引の簡易照会などを実現。仕入先/支払先などの企業グループや回収ルート別の集計、支払・請求先ごとの課税設定など、取引条件の詳細設定により、取引先と商品管理の効率化を実現するとのこと。

 価格は月額3万5000円(税別)から。別途、初期費用が必要になる。