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東芝ソリューション販売、統合基幹ソリューション「WorkVision」の販売を開始

 東芝ソリューション販売株式会社は17日、自社開発の統合基幹ソリューション「WorkVision」を販売開始すると発表した。

 WorkVisionは、販売管理システムを中心とした統合基幹ソリューション。経営戦略のためのデータの一元管理、内部プロセス改善のためのワークフロー整備、顧客サービス構築のためのデータ連携など、日々の企業経営で中心となる活動を支援できるという。

 製品は、ユーザーインターフェイス、業務ロジック、データベースアクセスの3つのレイヤで構成され、それぞれを部品化したマイクロサービス構造を採用しているので、業種や部門で業務プロセスが異なる場合でも、部品構成を変更すればカスタマイズなしでの利用が可能。営業支援、マーケティング情報提供、FAX連携、請求書配信、B2B電子商取引サービスといったクラウドサービスとのAPI連携にも対応し、ユーザーの業務、規模に合わせた導入・運用を可能にしている。

 さらに、ビジネスデータを数値化(KPI化)することで、可視化を実現するダッシュボード機能を備え、さまざまな角度からのデータ分析で変化をより細かくとらえられることから、的確な経営判断を支援するとした。

 あわせて、新システムへの移行時の負担や、操作性変更による全社的な業務効率低下の懸念も解消できるほか、運用継承にも対応。インフラについても、日本IBMのパブリッククラウド「IBM Bluemix Infrastructure」をサポートするため、システム保守コストの最適化を図り、事業戦略推進に向けたシステムへの投資を可能にするとしている。