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アイティフォーが給食費管理システム強化、学校給食費公会計化対応をサポート

 株式会社アイティフォーは19日、教育委員会向けソリューション「CARS(キャルス)学務支援シリーズ」で提供している「給食費管理システム」において、9機能を強化したと発表した。学校給食費公会計化対応をサポートしているという。

 学校給食に関する経費は、従来、学校会計として取り扱われてきたが、現在は、地方自治体の歳入歳出予算として管理する公会計化の取り組みが推進されているという。ただし、給食費公会計化については自治体ごとに運用方針が統一されていないため、システム導入の際には、自治体の方針にあった機能追加を個別に対応する必要があったとのこと。

 これに対して今回は、ニーズが多い機能をパッケージに追加して標準機能として提供するため、個別のカスタマイズが抑制でき、導入コストを削減できるようにしたとのこと。具体的には、徴収金管理・債権管理・予算管理・対象者管理・検索・調定・収納・学校運用・帳票出力の9機能を強化している。

 例えば債権管理では、分納機能や延滞金管理、時効管理などの機能が強化されたとのことで、これらの機能については、アイティフォーが提供している債権管理ソリューションで蓄積した管理や回収のノウハウが活用されている。

 また検索機能の強化による操作性向上や、収納機能強化による事務負担の軽減、学校運用を想定したマスキングや権限機能の強化など、さまざまな自治体の運用や要望事項を基に機能が改善されているとのことだ。