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セコム、防犯・防災などのリスク管理から働き方改革まで各種サービスをオールインワンで提供するシステムセキュリティ「AZ」を販売開始

 セコム株式会社は18日、防犯や防災などのリスク管理から、従業員の就業管理などによる事業効率化まで、企業の事業運営に有益な機能をオールインワンで提供するシステムセキュリティ「AZ」を9月に発売すると発表した。

 AZでは、防犯や防災、非常通報などにセコムが迅速かつ適切に対処する「防犯・防災」や、さまざまな建物の入退管理を行い、関係者以外の入室を制限する「入退管理」、入退室情報を一括管理し、勤怠管理システムとの連携による業務効率向上を支援する「就業管理」、スピーディーな操作と厳格な個人認証を実現する「個人認証」、警備セット/解除などの操作を行った人物や不審者を画像で記録する「画像記録」などの各種サービスを提供する。

 また、専用のスマートフォンアプリ「SECOM System Security App.」をインストールすることで、セキュリティの状態確認や警備セット/解除の変更操作などが可能。画像センサーや専用監視カメラの映像モニターや記録画像の再生も可能で、外出先からでも施設の様子の確認ができる。操作履歴の閲覧やユーザー情報の効率的な管理も可能で、離れているオフィスでも、ネットワーク経由でユーザー情報や入退室情報など、さまざまな情報を集約管理できる。

 保険関係のサービスとしては、盗難・火災・漏水・過失などによる什器・備品の損害に対して最高100万円、盗難・火災・漏水・過失などによる商品の損害に対して最高100万円など、事故や盗難による損害を付帯保険でカバーするとともに、建物損害時には損害修復のお見舞金を支払う。また、AZを利用することで、セコム損害保険株式会社の火災保険の保険料が最大約30%割引となる。

 セコムでは、1966年に無人時の異常を監視する日本初のサービスとしてオンラインセキュリティシステムを開始し、その後も監視カメラを組み合わせた昼間帯・有人時のセキュリティ強化や入退室管理システムなどのサービスを提供してきたと説明。一方、顧客のニーズは多岐に渡り、セキュリティシステムも無人時の警報装置としての機能だけではなく、企業価値の向上に有益なシステムが求められており、こうしたニーズに対して、セコムならではの安全のノウハウをオールインワンで提供するとしている。