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Microsoftが9月の月例パッチ公開、Windowsなどの脆弱性を修正

 日本マイクロソフト株式会社は11日、9月の月例セキュリティ更新プログラム(修正パッチ)を公開した。マイクロソフトではユーザーに対して、できるだけ早期に修正パッチを適用するよう呼びかけている。

 対象となるソフトウェアは、Windows、Microsoft Edge、Internet Explorer(IE)、Office関連のソフトウェア、SharePoint関連のソフトウェア、Exchange Server、.NET Framework 関連のソフトウェア、.NET CoreとASP.NET Core、Visual Studio、Team Foundation ServerとAzure DevOps Server 2019、ChakraCore、Adobe Flash Player、Rome SDK 1.4.1、Android 用の Yammer。

 これらのうち、最大深刻度が4段階で最も高い“緊急”の脆弱性の修正が含まれるソフトウェアは、Windows(Windows 10/8.1/7、Windows Server 2019/2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008)、Microsoft Edge、IE、SharePoint関連のソフトウェア、Team Foundation ServerとAzure DevOps Server 2019、ChakraCore、Adobe Flash Player。Adobe Flash Playerを除く修正パッチに含まれる脆弱性の件数はCVE番号ベースで79件で、うち最大深刻度が“緊急”のものが17件。

 8月に提供されたWindows向け修正パッチの適用後に、VB6/VBA/VBScriptでエラーが発生する問題については、問題を解決するための修正パッチがすでに公開されており、9月の修正パッチにも含まれている。

 また、今回修正した脆弱性のうち、Windowsを対象とした「CVE-2019-1214(Windows共通ログファイルシステムドライバーの特権の昇格の脆弱性)」と「とCVE-2019-1215(Windowsの特権の昇格の脆弱性)」の2件については、すでに脆弱性の悪用が確認されているという。