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ジュピターテレコム、コミュニケーション基盤をOffice 365で刷新

日立ソリューションズが導入支援

 株式会社日立ソリューションズは5日、Office 365を活用し、株式会社ジュピターテレコム(以下、J:COM)のコミュニケーション基盤を2018年11月に刷新したと発表した。

 ジュピターテレコムの新コミュニケーション基盤は、100以上の拠点のグループ社員約1万7000人を対象としたもので、自由にテレワークを行ったり、コミュニケーションを図れたりできるように、クラウド上でメールや遠隔会議、Officeアプリケーションを利用できるようにしているという。

 また、「Enterprise Mobility+Security(EMS)」を利用し、モバイル端末から社内ネットワークへと安全にアクセスできる環境も備えたとのこと。

 さらに今回は、カスタマーサポートなど、24時間業務を止められないといった制約を抱えている中で、J:COMグループの既存の基盤を稼働させつつ、Office 365に段階的に切り替えるといったハイブリッドの移行手法により、順調に移行を完了できたとしている。

 今後は、社内での活用事例を共有するなど、ナレッジの蓄積とともに、複数拠点間での会議を電話会議からSkype会議へ変更するなど、成功例を増やしていく計画だ。

 なお導入パートナーとしては、日立ソリューションズが、自社の働き方改革に基づいた「コラボレーションワークソリューション」や、日立グループでの「Office 365導入サービス」の実績などを評価されて選定されている。