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東芝デジタルソリューションズの倉庫管理ソリューション、パスコのクラウド型動態管理システム「PLS」と連携

倉庫内の出荷作業ステータスと出荷後の配送ステータスを連続して把握可能に

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は20日、物流IoTソリューション「LADOCsuite」のラインアップとして提供している倉庫管理ソリューション「LADOCsuite/WMS」において、庫内業務から輸送業務までをシームレスに連携できるようにした新版を販売開始すると発表した。

 LADOCsuite/WMSは、倉庫運営に必要となる入荷・出荷・在庫管理業務に加えて、進ちょく管理、配車計画の一部である輸送品の車両への割付や、トラックの入出門管理に対応したソリューション。

 今回の新版では、株式会社パスコのクラウド型動態管理システム「PLS(PASCO LocationService)」の車両位置情報と連携できるようにした。配車計画に基づく車両積込情報(配送予定)のデータを、PLSの配送データと連携させることで、これまでは別々に管理されていた倉庫内の出荷作業ステータスと出荷後の配送ステータスを、連続して把握することが可能になったという。

 これにより、顧客からの出荷状況の問い合わせに対して迅速な回答を行えるようになるため、顧客満足度の向上につながるとのこと。また、配送予定データの入力といった作業負担の軽減や、採取したトレース情報を基礎情報として利用し、物流品質改善へつなげるといったことも行えるとしている。