ニュース

企業LANへの不正接続対策アプライアンスのクラウド管理サービス「NetAttest LAP Managed by cloud」を提供

 株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は9日、企業のLANネットワークへの不正アクセスをブロックする製品「NetAttest LAP」のクラウド管理サービス「NetAttest LAP Managed by cloud」の申し込み受付を開始した。

 NetAttest LAPは、既存のネットワークにつなぐだけでネットワーク上のデバイスを可視化し、不正デバイスの接続防止を実現するアプライアンス製品。ネットワーク内のARPやDHCPのパケットを監視し、ネットワークに接続されているすべてのデバイスを可視化するとともに、不正デバイスのアクセス検知時には、設定に応じてアラート通知・通信妨害のアクションを行う。

 NetAttest LAP Managed by cloudは、クラウド上の管理コンソールからNetAttest LAPを管理・運用できるサービス。クラウド上の管理コンソールにより、複数の拠点間のホワイトリストの一元管理やファームウェア更新などのメンテナンス作業も集約でき、国内外に多数の拠点が散在し、メンテナンスなどを担える人材の確保が難しいといった場合にも適したサービスとなる。

 必要な通信はHTTPS/443のみで、ネットワーク機器やクライアントデバイスに依存せず、インターネットとスイッチの空きポートがあればすぐに利用開始が可能。複数の管理者による拠点やエリアごとの管理に対応しており、海外約20カ国以上の規格認証を取得するなど、リモート拠点への導入や運用にも配慮している。

 価格は、LAP Manager cloudの年間ライセンスが1社あたり4万8000円、LAP Sensorの年間ライセンスが1台あたり4万8000円(税別)。提供開始は8月20日。